私たちは「嬉しい時」や「悲しい時」、「悔しい時」に目から涙があふれ出てきます。しかし、涙はあふれ出るものだけが涙ではありません。目の表面にも涙があり常に潤った状態を保っているのです。今回はこの「目の表面にある涙」の役割についてひもといてみましょう。
涙は大きく二つに分けられます。ひとつは私たちが良く知っている「嬉しい時」や「悲しい時」、「悔しい時」に目から涙があふれ出る涙。これは「反射性分泌」と呼ばれる涙です。もうひとつの涙は、目の表面に常に覆っている「基礎分泌」と呼ばれる涙で、厚さ約0.01ミリメートルのとても薄いものなのです。では、「基礎分泌」の涙はどんな役割を担っているのでしょうか。
「基礎分泌」の涙にはいろいろ役割がありますが、主なものは以下の通りです。
水分補給(乾燥防止)
絶えず目の表面を潤し、滑らかにすることにより、乾燥を防ぐととともに、光の通過を良くします。
栄養や酸素の補給
目の表面である角膜には血管が通っていないため、血液を通しての栄養や酸素の補給ができません。そこで涙が栄養や酸素を送る役割を担っています。
洗浄
目の表面についたゴミやほこりを洗い流します。
殺菌
涙には殺菌作用のある成分が含まれており、バイ菌を退治します。
「基礎分泌」の涙の役割は目を守る「目のボディーガード」といった感じですね。この涙はまばたきをすることにより、これらの役割を遂行します。このように目の表面の涙はさまざまな役割を持っていたのです。 ですからできるだけ年齢とともに角膜細胞を守るために、コンタクトレンズからメガネの時間を多めに心がけましょう。
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資料提供(株式会社)ニデック